たこ麻呂の旅日記

そうめん流しと内子座の見学
たこ麻呂の旅日記 · 02日 8月 2023
密を避け7月30日から8月4日まで松山へ早い目の盆帰省をした。松山には母が亡くなった後、空き家と田と墓が残っている。 毎回のことであるが座敷の廻りと庭は草が伸び放題で荷物も降ろさず早速草引きをした。手袋もせず半袖で草引きをしたところ、藪蚊と蟻に20カ所以上刺され膨れ上がり1週間以上夜も寝られないほど痒みに悩まされた。孫達を喜ばそうと数年前に植えたブルーベリーと姫林檎はたわわな実を付けていた。松山の在所は道後平野の中心部に位置し、墓地までの畦沿いの田には丁度「稲の花」が咲き、遙か石鎚連峰から吹いてくる風に揺れていた。俳人がよく「稲の花の香り」などと俳句にするが匂いなど感じたことは無い。 松山の水源として利用されるほど水が豊富で旨い。上水道と別に設けている地下水で淹れた珈琲は格別旨かった。また冷たい地下水で育つ米は、雪解け水で育つ魚沼産の米のように旨い。

東北四大夏祭り
たこ麻呂の旅日記 · 09日 8月 2022
2月に阪急交通社から青森ねぶた祭の案内があり早速申し込んだ。政府のGOTOトラベルの補助を期待していたが、逆にコロナ感染者数は20万人越えとなり催行さえ危ぶまれた。ワクチン接種3回またはPCR検査陰性者限定、後期高齢者オーバーを含む31名のツアーとして強行。8月5日は秋田竿灯まつり、6日は青森ねぶた祭、7日は山形花笠まつり、8日は仙台七夕まつりの順である。JR新大阪から新幹線を乗り継いでJR仙台までは5時間。新大阪のホテルを出て秋田竿灯まつりの開催時間19時迄には12時間半と、日本から欧州へのフライト時間程を費やした。

醒井の梅花藻
たこ麻呂の旅日記 · 15日 7月 2022
一時収まっていたコロナ感染者は、5ヶ月ぶりに10万人越えとなり第7次の感染拡大中である。その様な状況下、米原市の醒井の梅花藻が見頃を迎えているとの記事を頼りに、不承不承の妻を道連れに観光を強行した。戻り梅雨の集中豪雨と渋滞が気掛かりであったが、3連休前のため混雑も無く炎天を避けた観光ができた。米原で高速を降りJR醒ヶ井駅の駐車場に車を置き、駅前の食堂で昼食をとった。当店自慢のニジマス丼(漬け丼)は臭みもなく美味であった。

多可町のラベンダー園と千種高原のクリンソウ
たこ麻呂の旅日記 · 30日 5月 2022
年齢を重ねると体力も気分も落ちる。しかし心身ともに何時までも健康で居たいのが人情の常。その為には一番老化の早い前頭葉を活性化するのが効果的らしい。中程度の有酸素運動や筋トレをし、新しい事に挑戦し、好きなことをとことん楽しむこと。老化防止のため、ときめきを求め不案内な土地の季節の花を求め、五月晴れの明石を出発した。

高島市のザゼンソウ群生地の観光
たこ麻呂の旅日記 · 18日 3月 2022
滋賀県高島市今津町に春の到来を知らせる座禅草の群生地がある事を教えられ訪問した。この地は、紅葉したメタセコイア並木の絶景や函館山から見下ろすコキアの紅葉も有名である。2月初旬の訪問を計画していたが今年は雪が深いため3月を待っての訪問となった。紫褐色の仏炎苞を仏像の光背に中の黄色い花を僧侶に見立て、僧侶が座禅を組んでいる姿に似ていることがその名の由来である。自ら発熱して寒冷下においても花を咲かせることの出来る不思議な植物で、特に2月初旬の葉が伸びる前の積雪の中に雪を溶かして咲く様や苞に雪の積もった姿が美しいようだ。

但馬安國禅寺の満天星と京都永観堂の紅葉
たこ麻呂の旅日記 · 19日 11月 2021
豊岡市の安國禅寺の満天星(ドウダンツツジ)の紅葉が見頃を迎えているニュースが流れた。紅葉のはっとするような美しさに魅了され予てから行きたいと思いつつ、昨年も一昨年も新型コロナ感染のため非公開で行けなかった。今年は平日に限って朝8時から午後5時まで11月8日から19日の間、公開された。人出が少ない15日(月曜日)に慌てて出かけた。明石からは110km・2時間弱の道のりである。なおドウダンツツジは日本原産で小葉の優良個体を選抜したもの。生垣用として全国に広がっている。春には、沢山の白い壺型の可愛らしい小花を付けこれも美しい。

草津温泉と鬼怒川温泉と日光の旅
たこ麻呂の旅日記 · 07日 11月 2021
緊急事態宣言の解除を受け観光地は賑わいを見せ始めた。久し振りの遠出の先として紅葉の見頃を迎えている4度目の日光を選んだ。運悪く10月31日の出発前日、絶景遊覧を期待していた日光の明智平ロープウェイで宙吊り事故が発生したため、急遽運行停止となった。また減便の影響で、神戸空港発-茨城空港着が羽田空港着に変更された。手の消毒と検温を済ませた33人のツアー参加者は、文句も言わず静かにSKY102便に乗り込んだ。羽田空港には添乗員が待機していた。所が何と!はげ頭で背中が曲り東北弁訛で私より年長と思われる男性ではないか!旅行会社も極限まで経費を切り詰めたものだ?

三田・朝来・丹波篠山の旅
たこ麻呂の旅日記 · 14日 9月 2021
新型コロナ感染者の再拡大を受け第5次緊急事態宣言の延長が発出されるなど、新型コロナの収まる気配が無い。9月3日に菅総理が次期総裁選不出馬を表明すると株価が連日高騰し、その点では一息ついた。5日、兵庫県内の外出であれば問題なしと解釈し、三田市方面の観光に出かけた。道中、淡河の満月堂の看板を見かけ、豊助饅頭を買った。店舗前の稲刈り間近の田圃では「蜻蛉」が群れをなして穂先を垂れた「稲穂」の上を飛んでいた。

尾道、岩国、萩、津和野、玉造温泉の旅
たこ麻呂の旅日記 · 11日 7月 2021
二度目のワクチン接種から2週間が過ぎ、七月七日に車で山陽・山陰の旅に出た。熱海の伊豆山地区では土石流の大災害が出たばかりであったが、梅雨晴間を期待して強行した。所が真逆の梅雨末期の豪雨に見舞われ、冠水した道路や経験したことも無い滝の様な豪雨の中を走った。帰宅するまで、戦々恐々の旅であった。

丹波の花めぐりの旅
たこ麻呂の旅日記 · 02日 4月 2021
黄砂のため花曇りではあったが3月30日は快晴に恵まれ、兵庫県丹波市の「桜」と「片栗の花」と「三椏の花」を見に出かけた。一週間ほど前に丹波の里山に群生している片栗の開花のニュースを見て、是非行こうと決めた。特に、片栗は四国では登山者が行くような山奥にしか咲かないため、見たこともなく神秘な花だと思っていた。また、片栗の花は「かたかごの花」ともよばれ俳人好みの草花のため、予てから実物を確認したいと思っていた。

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